だいぶ気持ちが落ち着いてきたのでいろいろとしたためようと思います。でもやっぱり情緒めちゃくちゃだしポエムになる気がする許して。
まずはツイッターでこぼした気持ちに寄り添ってくれた皆様ありがとうございました。あそこではそういう話題には極力触れないことを心掛けていたんですけど自分でも戸惑うほど動揺してしまい…。特に「泣いてもいいんやで(意訳)」という言葉には救われました。令和にもなり、ちょくちょく好きだった著名人の悲しい知らせを聞くようになりはしたけれどこんなに精神的ダメージを受けたのは予想外で自分でもどこか柄にもないとかいい年して恥ずかしいとかいう気持ちがあったんですが😅そんなふうに思わなくていいんだ、ってたくさん泣きました。
好きになって云十年、熱の上げ下げはあってもずっと傍に彼らの曲・彼の歌がありました。初めてアーティスト単位で好きになったバンド、チケット買うのにセンターに鬼電した思い出、人生初のライブ、遠征、野外フェス、フィルムライブ、etc…大げさだけど人生の一部的な存在だったんだなぁと思います。思った以上に喪失感が大きくてそのこと自体にまた動揺しています。だって早すぎる。これがあと20年後とかの出来事だったらもっと穏やかな気持ちでいられたかもしれないのにな。いつかは恒例年末武道館に行けたらなと思っていましたがそのいつかは来なくなっちゃった。いろいろ慰め的な言葉は見かけましたがやっぱりまだそういう考えには至れなくて悲しいし悔しい。
BUCK-TICK・櫻井敦司という人の作品には死をテーマにしたものがたくさんあります。でもそれらには悲しみや絶望だけじゃなくて、なんていうんだろ、どこか優しい、旅立った人たちへの愛情と、送る痛みを内包しつつも生きることの喜びや希望を感じさせてもらってて、う~ん…本人が送られる側になってしまったことにどう向き合っていけばいいのかっていうのはまだちょっと整理がつかないけど、そういうふうに思えるようになれたらいいかな。そういうテーマの中で好きな曲を。
Play Video
「キミガシン..ダラ」。”たとえば君が死んだなら星になれ たとえば僕が死んだなら闇になれ”という歌詞があるんだけど、確かインタビューか何かであっちゃんは「星を包む闇になりたい」みたいなことを言ってた記憶。温かく、優しい闇なんだと思う。きっとそんな闇になったんだよね。と思えるようになりたい。
Play Video
「memento mori」。去年ライブ行った時にも言ったけどめちゃくちゃブチ上る曲。『死を忘れるな』って曲でお祭り騒ぎ(?)ノリになるメンバーとファン、冷静に考えるとおもしれーバンドだな。”人生は 愛と死”という歌詞があるんだけど歌として聞くと「人生はああ愛おしい」に聴こえるところがすごい好き、なんだろね…すごい愛情深い人なんだよな…喜びも悲しみも全部愛おしいって、そうやって生きてこうっていう歌。
まだ全然曲聴いても苦しいけどきっとこれからも聴くしずっと好き。そしてこれからのBUCK-TICK。今井さんの「続ける」って言葉はほっとした半面実際に4人でってのを見たときまた自分がどんな気持ちになるかは未知数だなぁ…本人たちはもちろんそうだろうしやっぱファンとしてもメジャーデビューからずっと変わらない5人でやってきてるって点も大好きポイントだから。なんにせよ今井さんもヒデもゆーたもアニイも体には気を付けて…(切実)
正直まだ受け入れたくない気持ちはあるけれど、少しずつ噛み砕いて飲み込んで、好き!って気持ちだけで曲を聴いたり映像を観たりできるようになるのを待ちます。せめて苦しみや痛みを感じた時間が短いものでありますように。
アマプラ会員なら観れる。観ましょう。